発明の3つの型について
1.発明の3つの型
「発明」とは、天才的なひらめきや、企業の研究所が生み出すもの、というイメージがあるかもしれません。
しかしながら、発明には「3つの型」があると言われています。
- 言語モデルのアルゴリズムのような、根本的な研究や技術開発によって抽出される発明(第1の型)。
- 特定の装置やプログラムについて、 精度や速度を向上させていく狭く深く入る発明(第2の型)。
- ビジネスモデルのように、既存技術AとBを組み合わせて、新たな効果を奏する発明(第3の型)。
実は、第3の型が、ビジネス的には有効であって、比較的抽出しやすい発明となります。
2.第3の型の発明の抽出方法
- 自社のサービスや技術、将来やりたいことを、1つずつ小さな札に書く。
- その札を箱に入れて、ガラガラと混ぜる。
- 箱から3枚の札を取り出す。
- その3つを組み合わせた発明を、5分間だけ「頭がちぎれるほど」集中して考える。
- 考えついたらノートにメモし、考えがつかなかったらその日は終わる。
3.社内文化としてのブレインストーミング
- 3つの箱を用意する。
- 第1の箱に、自社技術を記載した札を複数入れる。
- 第2の箱に、自社サービスを記載した札を複数入れる。
- 第3の箱に、世の中の動向や他社サービスを記載した札を複数入れる。
- 第1~第3の箱それぞれから、札を1枚ずつ取り出す。
- その3つを組み合わせた発明を、5分間だけ「頭がちぎれるほど」集中して考える。
- 考えついたらグループ内では発表し、雑談のように話し合う。
- ※ブレインストーミングでは、他者のアイデアを絶対に批判してはいけません(ルールです)。更にかぶせて、そのアイデアを膨らませることが重要です。
一見、関係なさそうな要素が組み合わさることで、「あ、これは面白いかもしれない!」という、これまでの常識にとらわれないアイデアが次々と生まれます。
4.発明は「センス」ではなく「習慣」
このようなブレインストーミングをグループ内で習慣化することによって、「既存の要素を新しい視点で見つめ直すこと」ができます。単なる特許出願のためではなく、小さな事業戦略につながると思われます。