情報技術専攻 早原特許技術事務所

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【特許第6319828号】IP放送に対するザッピング操作でも快適な視聴環境を提供する!

Date:2024年5月11日 | Category: |

https://www.j-platpat.inpit.go.jp/c1801/PU/JP-6319828/15/ja

【特許番号】特許第6319828号(P6319828)
【登録日】平成30年4月13日(2018.4.13)
【発明の名称】IP放送のセッションを確立するクライアント、システム、方法及びプログラム
【特許権者】一般社団法人日本ケーブルラボ
【発明者】松本修一、山下博之

【課題】
IP放送は、地上波デジタル放送と比べて、チャネル切り替え時に動画再生までに時間がかかるという課題があります。
IP放送では、地上波デジタル放送と同様に、番組情報(PSI情報)を約2分間隔で配信しています。しかし、ユーザーがリモコンでチャネルを頻繁に切り替える「ザッピング操作」を行うと、チャネルを切り替えたにもかかわらず、動画がすぐに再生されないという違和感が生じることがあります。

【目的・効果】
本発明は、IP放送であっても、ユーザがチャネル切り替え時に違和感を持つことなく、できる限りスムーズに動画コンテンツを再生することができます。即ち、ユーザがザッピング操作を行っても、動画がすぐに再生されるため、快適なチャネル選択が可能になります。

【請求項1】
IP放送におけるチャネル毎の動画コンテンツを配信するサーバから、当該動画コンテンツを受信して再生するクライアントにおいて、
サーバから、複数のチャネルの動画コンテンツにおける選局情報及びアドレス情報を含むPSI(Program Specific Information)情報を、1つのセッションを介して逐次受信するPSI情報受信手段と、
PSI情報を受信した時に、当該PSI情報のNIT(Network Information Table)に含まれる各チャネルのアドレス情報に向けてセッション確立シーケンスを実行するセッション確立手段と、
選局に基づくチャネルについて、動画コンテンツを受信する動画コンテンツ受信手段
を有することを特徴とするクライアント。

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