情報技術専攻 早原特許技術事務所

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【特許第6682696号】電話による詐欺被害からユーザを守る!

Date:2024年5月11日 | Category: |

https://www.j-platpat.inpit.go.jp/c1801/PU/JP-6682696/15/ja

【特許番号】特許第6682696号(P6682696)
【登録日】令和2年3月27日(2020.3.27)
【発明の名称】不特定発信者からの電話に対するアラームをテレビに表示するセットトップボックス及びシステム
【特許権者】一般社団法人日本ケーブルラボ・公立大学法人公立はこだて未来大学
【発明者】松本修一、藤野雄一

【課題】
犯人は、親族や警察官になりすまし、巧妙な話術で被害者を動揺させ、冷静な判断を奪います。被害者は、犯人との会話を本物と誤認し、指示に従ってしまうのです。
これは、被害者は、犯人からの詐欺電話の可能性を認識していないため、被害に遭いやすい状況に陥っています。特に、高齢者は詐欺被害に狙われやすく、深刻な社会問題となっています。

【目的・効果】
本発明は、不特定発信者からの電話着信時または詐欺電話を検知した直後に、テレビ画面に大画面で警告を表示することで、被害者に詐欺の可能性を強く認識させます。特に、高齢者はテレビを視聴する時間が長いため、テレビ画面を活用した分かりやすい警告表示により、被害者の早期発見と被害防止に貢献します。

【請求項1】
電話網に接続された電話端末と通信可能であり、且つ、放送波を受信しながらユーザ選択チャネルの番組放送の映像を、テレビへ出力するセットトップボックスであって、
電話端末から受信した着信時の発信者番号又は通話中の音声データに応じて、テレビを視聴しているユーザへのアラームの要否を判定し、アラーム必要と判定した際に、アラーム映像をテレビへ出力する
ことを特徴とするセットトップボックス。

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