生成AIを用いた特許出願の請求項のドラフト作成方法!
【生成AIを用いた特許出願の請求項のドラフト作成方法!】です。
現在、生成AIを用いた明細書自体の作成サービスは、かなり散見されてきました。
しかしながら、最も難しいのは、ずばり!【特許請求の範囲】です。
現状、発明者の思考を、特許出願の請求項にまとめて表現することは、極めて難しいです。
そのためにも、★常に自社の技術を理解してくれる顧問の【弁理士】を傍に置くことは、経営上の軍師としては必須と考えます。
それでは、特許出願の請求項のドラフト作成を作成するために、生成AIに与えるべき、プロンプトの視点を、以下にご紹介します。個人的な見解ですよ・・・
- 【参照文献の列挙】
最初に、★自ら知り得る参照文献をできる限り列挙します。研究論文や技術サイトURLなどを多く指示します。これによって、技術的なハルシネーション(嘘)をできる限り排除することができます。 - 【課題の明確化】
次に、★発明者自身が「課題」を明確に指示します。発明の壁打ちの際に、多くのユーザのほとんどが「課題」を指示していません。その理由は、課題のヒントさえも、生成AIから得ようとするためです。生成AIの発明が空想の世界へ飛んでしまう、一番の原因です。 - 【思考の連鎖(Chain of Though)】
ここではあえて、★生成AIに想起する発明を「発散」させます。思考を連鎖させながら、できる限り推論をさせます。その上で、ユーザ自ら最も良いと思う、思考の連鎖を選択します。 - 【具体的な機能(手段、ステップ)の明確化】
次に、推論された思考の連鎖を、★具体的(実装ベースに近い)な「機能」に区分させます。概念的ではありません。勿論、この段階で、「機能の削除」も必要です。 - 【機能同士の連結関係の明確化】
次に、実装的な機能同士を連結させます。例えば「機能Aが要素aを出力し、機能Bがその要素aを用いて要素bを出力する」という感じです。要素同士を連結させます。 - 【上位概念化】
そして、最終的に、1~5までの推論結果から、上位概念化を指示します。
これらのステップを、単にプロンプトで指示するだけでは上手くいかないと思います。しかしながら、このような思考順序で、生成AIに指示することによって、現実的な特許出願の請求項に近づけることができます。